※江戸循環貨幣
【刻印表】定常銀是座
【刻印表】一分銀
【材 質】銀.991
【サイズ】幅:16.0×24.4mm
【重 量】8.69g
※一分銀の種類は、天保8年(1837年)から明治2年(1869年)の間に4種類が鋳造されました。
天保一分銀は、1837〜1854年、安政一分銀は、1859〜1868年、明治一分銀は、1868〜1869年、庄内一分銀は、庄内藩で1868年に鋳造されました。
安政一分銀発行後、天保一分銀古一分銀(こい古一分銀(ちぶぎん)とも呼ばれました。
◆天保一分銀と安政一分銀 本物と偽物の見分け方
本物の重量は、天保一分銀が8.66g、安政一分銀が8.63gです。
製造誤差と流通による摩耗を考慮すると、8.66g±0.05gが目安重量となります。
天保一分銀と安政一分銀の側面には、3つの桜の刻印が打たれています。
天保一分銀は、斜めにやすりがけがなく、滑らかな側面となっています。
※こちらの一分銀の重量は、7.61gで比重が8.351かつ3つの桜の刻印が無いので偽物となります。
◆江戸時代の硬貨一覧